永久脱毛の仕組み・概要

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永久脱毛の仕組みについて

永久脱毛の仕組みとは、一言でいえば「毛を生やすために必要な組織をレーザーで破壊することで、新しい毛を生やさないようにする」というものです。
一度破壊された発毛組織からは毛が生えないため、永久脱毛が実現できます。

こうした「発毛組織を破壊する」行為は、厚生労働省が正式に発表している「医療行為」であり、医療機関でしか行うことができません。
つまり、永久脱毛は美容皮膚科などのクリニックでしか受けられないのです。
医師が常駐していないエステや脱毛サロンで行っているのは、正確には脱毛ではなく一時的な減毛にすぎません。

このページでは、医療レーザー脱毛によって永久脱毛を実現する仕組みを詳しくお伝えします。

永久脱毛の仕組みを東京・新宿のマリアクリニックが解説

ムダ毛が生える仕組み「毛周期」

そもそも、なぜムダ毛は何度剃ってもまた生えてくるのでしょうか。
実は毛というものは、常に全ての毛穴から生えているわけではありません。
ひとつひとつの毛穴には、毛が生えるサイクルがあります。このサイクルを「毛周期」といいます。

毛周期は、毛が伸びている状態の「成長期」、毛が抜ける時期の「退行期」、何も生えていない「休止期」があります。
この周期は、女性であれば毛髪は4~6年、ワキ毛なら1.5ヶ月~2ヶ月で一周すると言われています。

普段私たちが目にしているムダ毛は、例えばワキ毛なら、毛穴全体の約30~40%ほどしかありません。半分以上は休止期で休んでいる毛穴です。
医療レーザーによる永久脱毛は、毛がしっかり生えている成長期以外の毛穴には効果が期待できません。
そのため、すべての毛穴で新たなムダ毛が生えてくるのをブロックするためには、複数回の照射を繰り返す必要があるのです。

ムダ毛が生える仕組み「毛周期」

医療レーザー脱毛機による
永久脱毛の仕組み

永久脱毛のために使用する医療レーザー脱毛機には、黒い色素(メラニン)に反応するレーザーが搭載されています。
肌の表面にレーザーを照射すると、毛の黒色に反応して熱が発生する仕組みです。レーザーは黒色のみに反応するため、お肌への影響はほとんどありません。
レーザーの熱エネルギーが毛穴の中まで瞬時に伝わり、毛を生やすために必要な組織を破壊することによって、永久脱毛効果を得ることができるのです。

STEP1

医療レーザー脱毛機による永久脱毛の仕組み①

脱毛の際は、事前に毛を剃ります。
レーザーを照射すると、毛穴に残った黒い毛に熱エネルギーが反応します。
この熱が一瞬で毛根部分まで届きます。

STEP2

医療レーザー脱毛機による永久脱毛の仕組み②

届いた熱が、毛を生やす中心部位の組織を破壊します。
一旦破壊された毛根からは、新たな毛は生えません。
これが永久脱毛の仕組みです。

STEP3

医療レーザー脱毛機による永久脱毛の仕組み③

毛根が破壊されて支えを失った毛は、自然にするっと抜け落ちます。
この施術を毛周期に合わせて何度か繰り返すことで、徐々に新しく生えてくる毛が減っていきます。

"バルジ領域"を破壊する
「蓄熱式」脱毛の仕組み

上記でご紹介したのは、一般的な「ショット式」という脱毛方法で行う永久脱毛の仕組みです。
従来の脱毛理論では、毛根にある発毛のために必要な組織(毛母細胞や毛乳頭)がレーザーで破壊されることで、永久的に毛が生えてこなくなると考えられていました。

しかし、2000年以降の研究で、「バルジ領域」という新たに発見された組織を破壊すれば、同じく永久脱毛ができるということが明らかになりました。

"バルジ領域"を破壊する「蓄熱式」脱毛の仕組み

バルジ領域とは?

バルジ領域は、毛の元になる赤ちゃんの細胞(毛包幹細胞)を蓄えています。
この毛包幹細胞がのちに毛母細胞となって、毛乳頭から栄養を受け取り、成長して毛になります。
つまり、バルジ領域を破壊すれば、新しく毛母細胞が作られること自体がなくなります。

また、バルジ領域は毛根よりも手前の浅い部分にあるため、これまでより照射パワーを弱めても十分に熱エネルギーが届きます。
照射パワーが弱いということは、肌の刺激も弱まりますので、痛みも少なくなります。
このメリットを利用して、バルジ領域のみをターゲットとして破壊する脱毛機も登場しています。

蓄熱式脱毛とは?

バルジ領域を破壊する方法として、蓄熱式脱毛という方法があります。
ショット式とは異なり、その名の通り「熱を蓄えて脱毛する方法」です。
レーザーの熱エネルギーを一瞬で毛根にまで届けるのではなく、弱い力でじわじわと熱を集中させて、バルジ領域を破壊します。

「毛のメラニンに反応して熱を発生させる」という基本的な脱毛機の仕組みや、永久脱毛効果などはショット式と変わりません。
しかし、細かな特徴に関しては違いがあります。
下記に実際の脱毛機の例を出しましたので、見ていきましょう。

新宿マリアクリニックの
医療レーザー脱毛機の特徴

新宿マリアクリニックでは、あらゆる肌質や毛質の方の永久脱毛を実現するために、特徴や仕組みが異なる2種類の医療レーザー脱毛機を導入しています。
いずれも厚生労働省やFDA(米国厚労省)から安全性や効果が認められた機器です。
この中から、医師や看護師が患者様に適した脱毛機を選ぶことが当院の特徴です。

アレキサンドライトレーザー「ジェントルレーズ」

新宿マリアクリニックのアレキサンドライトレーザー「ジェントルレーズ」で永久脱毛

新宿マリアクリニックで導入しているジェントルレーズには、以下のような特徴があります。

  • 日本人の一般的な肌質や毛質最も効果を発揮
  • 長い実績があり、症例データが多い
  • 照射と同時に冷却する装置が搭載されているため、痛みが少ない
  • 美肌効果も期待ができる

医療レーザー脱毛機の中でも一般的なショット式です。
色黒肌や産毛の脱毛はあまり得意ではありませんが、そのパワーの強さから比較的脱毛効果が早く表れます。

蓄熱式ダイオードレーザー「メディオスターNeXT PRO」

新宿マリアクリニックの蓄熱式ダイオードレーザー「メディオスターNeXT PRO」で永久脱毛

蓄熱式の脱毛機は、どのメーカーもダイオードレーザーが搭載されています。
中でも新宿マリアクリニックでは、バルジ領域をターゲットとして脱毛するメディオスターNeXT PROという機種を導入しています。

  • 産毛から太い毛まであらゆる毛質に対応
  • 色黒肌や色素沈着がある肌でも脱毛できる
  • 痛みや刺激が少ないため、敏感肌にも適している

などの特徴があり、ジェントルレーズと異なってジェルを塗布しながら施術を行います。
痛みの感じ方は個人差があるため一概には言えませんが、ショット式は輪ゴムを弾いたような刺激があるのに対して、蓄熱式はじわじわ照射していくため、痛みよりも熱さを感じる患者様が多くいらっしゃいます。

また、「メディオスターNeXT PROは効果がない」という口コミなども見受けられますが、正確には少々効果が出始めるのがゆっくりというだけです。毛根部分を破壊するわけではないため、ジェントルレーズのようなぽろぽろ毛が抜けるイメージとは異なります。
最終的には、しっかりと永久脱毛効果がありますので、ご安心ください。

新宿マリアクリニックの永久脱毛メニュー

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